新しいiPadのWi-Fi + Cellular版の購入を検討されている方へお知らせです。金曜日に、互換性のある通信事業者間でシームレスに切り替えられるはずのApple SIMの新機能が、すべての通信事業者で正常に動作しないことが判明しました。
MacRumorsは、Appleのサポートページを引用し、新しいiPadをAT&Tでアクティベートすると、AT&TのApple SIMが自社ネットワーク専用になると述べています。そのため、タブレットを別のプロバイダに移行する場合は、新しいSIMカードを購入してインストールする必要があります。
大きな問題ではありません。AT&TはタブレットがSIMロック解除済みだと言っているし、独立型SIMがそんなに高価だとは思えません。しかし、これでは本来の目的が達成できないように思えます。設定アプリを数回タップするだけでデータプランやキャリアを変更できるという夢は、まだ実現していないようです。
iPadで@apple SIMを使うとこうなります…@Verizonも@ATTもロックをかけようとせず、@sprintもエラーページを表示!@TMobileの勝利 pic.twitter.com/z0jDZ9sRt5
— ジョン・レジェール (@JohnLegere) 2014 年 10 月 23 日
米国の主要4キャリアのうち、Apple SIMに対応しているのは3社のみです(Verizonはまだ対応していません)。AT&Tはアクティベーション後にSIMを自社ネットワークにロックすることを明らかにしており、SprintはApple SIMをインストールしたiPadを店頭で販売しないと発表しているため、対応しているのはT-Mobileのみとなっています。
Appleによると、新型iPad Air 2とiPad mini 3のCellularモデルに搭載されたApple SIMは、「iPad上で、米国と英国の様々な短期プランから柔軟に選択できます。そのため、必要なときにいつでも、自分に最適なプランをお選びいただけます。」
[MacRumors]