今週の始まりに、ちょっとした面白い逸話を一つ。Flappy Birdについては、皆さんもご存知でしょう。一夜にして大ヒットとなり、開発者が昨日App Storeから削除したことは。しかし、この騒動はまだ終わっていないかもしれません。
日曜日にゲームが削除されてから間もなく、Flappy BirdがインストールされたiPhoneがeBayに登場し始めました。その人気を利用して人々が利益を得ようとするのは当然のことですが、中には高額で取引されているものもあるので、意外かもしれません…
そうです、eBayユーザーのpindrusさんが、Flappy Birdをインストールした中古の16GB iPhone 5sを出品しています。この記事の執筆時点で、入札額は99,900ドルまで上昇しています。怪しいように聞こえるかもしれませんが、出品者は長年eBayを利用しており、70件以上の入札がありました。つまり、本物らしいのです。
だからといって、これらの入札がすべて正当なものであるというわけではありません。オークション終了まで6日あるため、eBayがいつでも介入してこの狂乱に終止符を打つ可能性はあります。しかし、今のところ、この人物は史上最も簡単に10万ドルを稼ごうとしているように見えます。
しかも、これは唯一の例ではありません。サイトをざっと検索してみると、Flappy BirdゲームがインストールされたiPhone（とAndroidスマートフォン数台）が少なくとも12台、5万ドルをはるかに超える価格で販売されているのが見つかります。どの出品者も「レア」や「販売終了」といった言葉を使って、このデバイスをコレクターズアイテムとして売り込んでいます。
ゲーム自体も大きな収益源であり、開発者のドン・グエン氏は開発中止前に広告収入で1日平均5万ドルを得ていたと報じられています。グエン氏がなぜゲームを削除したのかは不明ですが、ツイートの文脈から判断すると、彼は新たに得た名声を嫌っていたようです。
更新: 予想通り、eBay が介入し、上記の出品とその他の出品を削除したようです。
