iPhoneのバッテリー残量が極端に少なくなってしまった場合、電力を節約する方法の一つは、内蔵の低電力モードをオンにすることです。この機能は、画面の明るさを下げたり、バックグラウンドタスクを削減したり、iPhoneを早くスリープ状態にしたりすることで、iPhoneの電力消費を抑えます。
一方、iOSはバッテリー残量が20%という途方もなく少ない状態になるまで、自動的に低電力モードに移行しません。そうなると、もうどうしようもない状況です。そこでiFlamesは、Cydia向けに「Low Power Modder」という新しい無料脱獄ツールをリリースしました。
この設定は、iPhoneの低電力モードが自動的にオンになるバッテリー残量をカスタム設定できる機能です。私のようにデフォルトの20%というしきい値が高すぎると感じる場合は、バッテリー残量が50%程度になった時点で省電力モードを開始するように設定することもできます。
Low Power Modderでは、デバイスの充電中に低電力モードをオフにするタイミングも選択できます。通常、デバイスの充電量が約80%以上になると自動的にオフになります。一方、この調整機能を使用すると、低電力モードを90%、あるいは100%になるまでオンにしておくように設定できます。これにより、デバイスが最大充電状態になるまで消費電力を抑え、充電を高速化できます。
Low Power Modder は設定アプリに設定パネルを追加し、必要に応じて調整のオン/オフを切り替えたり、低電力モードの切り替えしきい値を設定したりすることができます。
この調整は設定さえしてしまえば、基本的にすべて自動で行われるので、バッテリー残量が20%になるまで待たされて低電力モードが自動的にオンにならないのが嫌で、わざわざ手動で低電力モードをオンにする必要がなくなります。個人的には、iOSにデフォルトでこの機能を組み込むべきだと思っていますが、もちろん脱獄していない場合はAppleの指示に従うしかありません。
Low Power Modderを試してみたい方は、CydiaのBigBossリポジトリから無料でダウンロードできます。この改造は、ジェイルブレイクされたiOS 10のiPhoneと互換性があります。iPadとiPod touchには低電力モードが搭載されていないため、サポートされていません。
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- この調整により、コントロールセンターに低電力モードの切り替えが追加されます。
- iOSのバッテリー消費を抑えるヒント
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