先日、 iOS開発者SourceLocationが開発したTrollStoreの新しいアドオン「TrollTools」をご紹介しました。このアドオンは、アプリアイコン、通知バッジ、パスコードボタンをカスタマイズできるものでした。本日、開発者は/r/jailbreakのスレッドで、TrollToolsがバージョン2.0にアップデートされることを発表しました。
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では、何が新しくなったのでしょうか?開発者によると、アプリアイコンのテーマ設定機能はより安全に使用できるようになり、システムアプリを除くほとんどのWebClipベースのテーマ設定(ショートカットアプリで使用されている方法)が不要になったとのことです。Apple Watchでも動作します。
サードパーティ製アプリのWebクリップが削除されたことで、テーマ設定が最大25%高速化され、効率も向上しました。また、テーマ付きアプリアイコンを起動した際に、ショートカットアプリ関連のポップアップが表示されなくなります。システムアプリではWebクリップが引き続き使用されます。
TrollToolsの最大の競合製品である、開発者Soongyu Kwon氏によるMugunghwaも、TrollToolsとほぼ同じ機能を備えています。Kwon氏はTrollToolsを批判し、Mugunghwaの方が優れており、TrollToolsはブートループを引き起こすとまで主張しています。しかし、TrollToolsの開発元SourceLocationもMugunghwaについて同様のコメントをしており、現状では両者は対立していると言えるでしょう。ユーザーは両製品を安全に使用しています。
両製品の継続的なアップデートは、各開発者が信頼性の向上を理由に最近増加しています。これはまさに、競争する2つの企業がユーザーにとってより良い製品を提供するために協力し合う、自由市場が実現するものです。これは健全な競争であり、エンドユーザーにとってのみ利益をもたらします。
TrollTools バージョン 2.0 を試してみたい方は、開発者の GitHub ページにアクセスして詳細をご確認ください。開発者は現時点では意図的にパッケージをオープンソース化していません。TrollTools は、TrollStore を使用して iOS 15 デバイスにインストールし、権限署名することができます。
TrollTools と Mugunghwa はもうお試しになりましたか? どちらがお好みか、ぜひ下のコメント欄で教えてください。