Appleは日曜日、世界的な環境プログラムの一環として、中国における再生可能エネルギーと環境保護への取り組みを拡大すると発表しました。このプロジェクトの一環として、Appleは世界自然保護基金（WWF）と複数年契約を締結し、パルプ、紙、木材製品の原料となる100万エーカー（約45万ヘクタール）の森林を責任ある方法で管理します。
「森林は、エネルギーと同様に再生可能な資源となり得ます」と、Appleの環境イニシアチブ担当バイスプレジデント、リサ・ジャクソンは述べています。「私たちは、自然に再生可能な資源を利用して事業を運営し、製品パッケージに使用するバージンペーパーの生産に必要な量の持続可能な森林を、確実に保護し、創出できると信じています。これは、この目標に向けた重要な一歩であり、私たちが受け継いだ世界をより良い場所にするという私たちのコミットメントでもあります。」
アップルはまた、再生可能エネルギープロジェクトをサーバー倉庫だけでなく中国の製造施設に拡大する意向も発表した。
「データセンター、直営店、そして本社オフィスのグリーン化は、私たちの模範となっています。そして今、製造工程における二酸化炭素排出量の削減に向けて、先頭に立つ準備が整っています」と、AppleのCEO、ティム・クックは述べています。「これは一夜にして実現するものではなく、実際には何年もかかるでしょう。しかし、これは必ず実行しなければならない重要な取り組みであり、Appleはこの野心的な目標に向けて主導権を握る独自の立場にあります。」
「これは私たちが受け入れる責任です。中国のグリーン変革の最先端を走りたいと願うサプライチェーンのリーダーたちと協力できることを大変嬉しく思います。」
日曜日の発表は、Appleが中国で初の大規模太陽光発電プロジェクトを開始してから3週間後のことでした。四川省の太陽光発電設備は、「中国にあるAppleの本社オフィスと直営店の電力需要をはるかに上回る電力」を生産する予定です。
ティム・クックの指揮下で、Appleは環境への影響に関して、他のどの企業よりも大きな進歩を遂げたと言えるでしょう。その取り組みはグリーンピースをはじめとする多くの団体から称賛されています。同社は、自社のデータセンターと多くの施設が100%グリーンエネルギーで稼働していることを誇示しています。
2014年5月、クック氏は環境保護庁（EPA）の元長官であるジャクソン氏をCEOに迎え入れました。ジャクソン氏はiCloudデータセンターとAppleのその他の環境プロジェクトの監督を任され、クック氏に直接報告します。
出典：アップル
