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iPhone 4Sの最新広告でSiriが大間違い

iPhone 4Sの最新広告でSiriが大間違い

過去にSiriを使ったことがある人なら、その信頼性、あるいは信頼性の低さをご存知でしょう。私のように強いフランス語訛りで話す人にとって、Siriは間違えることが多いので、Siriの限界に挑戦するのではなく、ごく基本的なタスクにしか使いませんでした。

Siriがまさにその場にいるべき時があるとすれば、それはCMや広告の時です。しかし、ここでもSiri、というかAppleのマーケティング部門は、まだ最高のパフォーマンスを発揮できていないように思えます。

エコノミストの裏表紙に掲載された最近の広告では、Siri に「ポイズンオークはどんな見た目ですか」と質問したところ、間違った結果が返されました…

植物学者で、ラトガース大学クライスラー植物園の所長であるレナ・ストルーエさんは、この広告を初めて見た時、何かがおかしいと感じた。

「広告を見て、『これはおかしい』と思いました」とストルーウェ氏は言う。「植物学者のコミュニティに送ったら、議論が起こりました。そして、それはウルシではなく、ツタウルシだったことが判明したのです」

実はこの広告にはツタウルシの写真が載っており、Wikipedia の toxicodendron radicans (別名ツタウルシ) に関するページに掲載されている写真と同じであることが判明しました。

実際のところ、Siri に「ポイズンオークはどんな見た目か」と尋ねると、最適な答えは「pacific poison oak」の結果を表示することでしょう。

この広告の重大な誤りは、AppleのせいでもWolframAlphaのせいでもありません。Appleの広告代理店のせいです。結局のところ、大した問題ではありませんが、Appleは広告代理店の業務をもっときちんとチェックできたはずです。

次回森の真ん中で立ち往生してしまったら、Siriに植物について尋ねるのは結局あまり良い考えではないかもしれません。でも、冗談じゃない、彼女はおそらく「ネットワークに接続できない」と答えるでしょう。

[ブルームバーグ経由のニュースデイ]

Milawo
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