AppleはSamsungに対する2件目の訴訟を拡大し、韓国企業の10.1インチGalaxy Noteタブレットを特許侵害製品リストに加えるよう求めています。さらにAppleは、GoogleのAndroidバージョン4.1ソフトウェア（Jelly Beanとも呼ばれます）が自社の特許を侵害していると主張しています。AppleがAndroidを特許侵害で直接提訴するのは今回が初めてとなる可能性がありますが、Appleの訴えがAndroid OS全体に関するものか、SamsungのTouchWizオーバーレイだけに関するものかは現時点では明らかになっていません。この訴訟は2014年に審理される予定です。そして、裁判はこうして続いていきます…
ブルームバーグは次のように報じている。
アップルは、サムスン電子のギャラクシーノート10.1端末が同社の特許を侵害していると裁判官に告げ、カリフォルニア州でサムスンに対して起こしている訴訟にAndroid 4.1 Jelly Beanオペレーティングシステムを追加するよう求めた。
Appleは本日、サンノゼ連邦裁判所のポール・S・グレワル連邦治安判事に対して主張を行った。
Appleの今回の動きは、Samsungが先月、iPhone 5が自社の特許を侵害しているとしてAppleを提訴したことへの対応である可能性がある。Appleが8月24日にSamsungに対して10億5000万ドルの陪審評決を勝ち取り、さらに増額を求めていることも、GalaxyメーカーであるSamsungにとって不愉快なことだったと思われる。
また、訴訟関連ニュースでは、ルーシー・コー判事が来月、サムスンが米国でギャラクシー製品を販売することを禁止すべきかどうかについて判決を下す予定だ。
この法廷闘争に終止符が打たれる兆しが見えてきた矢先に、この展開が起きた。ちなみに、検索大手のグーグルは昨日、特許をめぐって依然として「アップルとの合意に関心がある」と改めて表明したばかりだ。
Google は、今回の件に直接関与していなくても、今になって考えを変える可能性があると思います。
