どうやらAppleは、14ヶ月に及ぶSamsungとの特許紛争の解決に近づいているようだ。両社は本日中に、裁判所の命令による調停を開始する予定だ。
ロイター通信は、アップルのティム・クックCEOとサムスンのチェ・ギソン副会長が今日の午後、サンフランシスコ連邦裁判所で会談し、法的休戦について協議する予定であると報じている。
激しい特許訴訟に巻き込まれているアップルのティム・クック氏とサムスンのチェ・ギソン氏は、連邦判事から裁判所監督下の調停に出廷するよう指示された。4月に提出された共同裁判所文書には、「裁判所の指示に従い、アップルとサムスンは両社とも協議に参加する意思がある」と記載されている。
Appleは昨年4月に特許戦争を開始し、SamsungがiPhoneとiPadの「ルック・アンド・フィール」を模倣したとして、商標権に基づく複数の侵害訴訟を起こしました。Samsungは反撃し、Appleが保有する数多くの標準規格必須特許（3Gなど）の一部をめぐって訴訟を起こしました。そして、両社はそれ以来、激しい争いを続けています。
しかし、長い歴史にもかかわらず、両者は何らかの休戦交渉に前向きな姿勢を見せているようだ。ティム・クックCEOは最近、Appleは特許訴訟を嫌っており、ただユーザーが自由に製品を作ってほしいだけだと発言した。そして、サムスンも最近、まさにその発言を強めているようだ。
今週2日間予定されている調停セッションがどのように進むのか、興味深いところです。両社が互いの知的財産に広範囲にアクセスできるようになる大規模なクロスライセンス契約など、様々な結果が議題に上がっています。
