深圳経済日報(ロイター通信経由)によると、アップルは中国の製造業の中心地、深圳に新たな研究開発センターを設立する計画だ。同紙によると、ティム・クックCEOは、イノベーションに関する全国規模のイベントに出席した際、深圳市の幹部らとの会合でこの計画を発表したという。フォックスコンの郭台銘(テリー・ゴウ)CEOも同席していたようだ。
クパチーノを拠点とするアップルの広報担当ジョシュ・ローゼンストック氏は電子メールでのコメントで、「来年、ここに新たな研究開発センターを開設し、当社のエンジニアリングチームが製造パートナーとより緊密に協力して作業できるようになることを大変嬉しく思います」と述べた。
「深センセンターは北京センターと同様に、全国の人材育成支援に取り組む中で、地元のパートナーや大学との関係強化も目指しています」と彼は述べた。
この発表は、クックCEOが8月に北京にAppleの研究開発施設を開設すると発表したことに続くものです。これは、激化する競争の中で世界第2位の経済大国である中国における成長を促進するためのAppleの継続的な取り組みの一環です。深センのセンターでは、ソフトウェア開発者の人材獲得が主要な焦点の一つとなるようです。
出典:ロイター