Apple Payは世界中の様々な地域で利用可能ですが、まだ拡大の余地があります。Appleはこれらの穴(中には非常に大きな穴も)を埋めるために取り組んでいます。現状では、中米ではApple Payがサポートされていませんが、これを改善するための基盤が整えられているようです。
9to5Macが本日報じたところによると 、読者のJuan氏から提供された情報に基づき、少なくとも1つの銀行がApple Walletのサポートに取り組んでいるとのことです。これは、市場でApple Payのサポートを獲得するための重要な要素でもあります。読者によると、BAC Credomaticという銀行は数週間前から、公式iOSアプリでApple Walletのサポートをテストしているとのことです。
これはApple Payへの対応が進んでいることを示す明確な兆候ではありません。しかし、銀行がApple Payを提供するには、Walletアプリにも対応している必要があります。これにより、カード情報はデジタルかつ安全に保管されます。BAC CredomaticがMastercardとVisaカードの両方で顧客にApple Walletのサポートを提供する準備を進めていることから、これはApple Payが中米でデビューする準備がほぼ整っていることを示しているのかもしれません。
レポートによると、アプリのテストはTestFlightで進行中とのことですが、これは驚くべきことではありません。しかし、現時点ではWalletのサポートは一般公開されていません。本日のオリジナルレポートによると、対応カードは以下のとおりです。
同社で働くソフトウェアエンジニアの一人によると、現時点ではVisaとMastercardの2種類のカードが利用可能とのことです。この機能はまだお客様にはご利用いただけません。
もしこれが本当に公式サポートに向けて進んでいるのであれば、BAC Credomaticが顧客向けのサービスサポートを開始するまであと数ヶ月ということになるかもしれません。残念ながら、まだ公式発表はなく、計画が変更される可能性は常にあります。中央アメリカの顧客、少なくともBAC Credomaticの傘下にある顧客は、近い将来にApple Wallet/Payのサポートを受けられるようになるようです。
BACクレドマティックは中米の様々な地域でも事業を展開しています。現在コスタリカでテスト運用中ですが、サービス開始後、同地域内の他の市場にもサービスが展開されるのは時間の問題でしょう。