AppleはWWDC 2018基調講演でARKit 2.0を発表し、同社が開発した新しい拡張現実(AR)アプリ「Measure」を発表しました。ご想像の通り、このソフトウェアはiOSデバイスのカメラを使って物体をデジタル計測できるように設計されました。
ソフトウェアエンジニアリング担当SVPのクレイグ・フェデリギ氏は、ステージ上でスーツケースの計測を披露し、このアプリのデモを行いました。しかし、このアプリは写真の額装など、様々な用途に活用できます。もちろん、App Storeにはすでに数百ものAR計測アプリが存在します。しかし、Appleが新たにファーストパーティオプションを提供していることは注目に値します。
以下は Apple のウェブサイトに掲載されているアプリの公式説明です。
iOS 12の新アプリ「計測」は、AR技術を用いて、巻尺のように現実世界の物体のサイズを素早く計測できるアプリです。額縁、ポスター、看板などの物体の寸法を自動で計測するほか、対角線の寸法表示や面積計算も可能で、ユーザーはiPhoneやiPadから正確な寸法で写真を撮影し、共有することができます。
『Measure』の発売日はまだ発表されていませんが、発表され次第、必ずお知らせします。