今日も廉価版iPhoneの話題は尽きない。ロイター通信は朝の議論の冒頭で、2014年には大型画面のiPhoneが2機種登場するとの予測を掲載し、入手困難な廉価版iPhoneが今年後半に99ドルという信じられない価格で発売されるという情報筋の主張を引用した。
その後まもなく、信頼できる日本のブログ「Macotkara」が情報筋から得た情報によると、廉価版iPhoneとされるこのモデルは、AppleのiPhone 5のバンパーカラーからヒントを得た、黒、白、ピンク、オレンジ、青の5色展開となる。中国紙もこの噂を裏付けているようで、台湾のサプライヤー数社が端末の組み立てに先立ち部品を出荷していると報じている。
Commercial Times は Macotakara 経由で、Apple の廉価版携帯電話には、Largan Precision の 8 メガピクセル カメラと、台湾セミコンダクター マニュファクチャリング カンパニー (TSMC) の 28 ナノメートル プロセッサが搭載される予定であると報じている。さらに、Taiflex Scientific のフレキシブル回路と、世界最大の契約製造業者であり、Apple の主要製品組立業者でもある Foxconn から供給されると言われているバッテリー モジュールも搭載されるという。
記事では、Kinsus、SPIL、Texas Instruments、ルネサス エレクトロニクス、Chipbondといった他のサプライヤーについても言及されています。これらの企業はいずれも「集中的な配送」が進行中と報じられており、大量の部品を出荷しているとみられます。
これらの主張は、フォックスコンがハイエンドのiPhoneを製造し、ライバルのペガトロンが低価格帯の廉価版を組み立てるだろうという今朝のロイターの記事を裏付けているようだ。
この報道機関は、シャープ、ジャパンディスプレイ、LGディスプレイが両iPhoneモデルのスクリーンサプライヤーであるとも発表した。指紋認証機能付きiPhone 5Sとプラスチック製iPhoneのテスト生産は来月から開始されるとの報道もある。
ロイターの情報筋によると、量産開始は8月で、発売は9月になる可能性があるとのことです。ちなみに、コマーシャル・タイムズ紙は、廉価版iPhoneは早ければ8月にも発売される可能性があると報じています。