Appleは昨日、サンノゼで開催された世界開発者会議(WWDC)の基調講演で、Macのデスクトップとノートブックを支えるデスクトップOSの次期メジャーバージョンとなるmacOS High Sierraを発表しました。このバージョンには、アプリがMacのCPUとGPUを最大限に活用できるよう、多数の新規およびアップデートされたコアテクノロジーが搭載されています。
macOS High Sierraは、近々登場するiMac Proなど、将来的に登場予定のよりパワフルなハードウェアへの基盤となります。Metal 2などのテクノロジー、強化されたGPUサポート、その他のコアOSの改良により、AR/VRコンテンツ制作やハイエンドゲームなど、これまでMacが得意としていなかったことが可能になります。
しかし、あなたの錆びついた古い Mac は macOS High Sierra を実行できるでしょうか?
Apple 自身によると、macOS High Sierra でサポートされている構成は、前バージョンの macOS Sierra と同じです。
以下の Mac モデルは macOS High Sierra と互換性があります。
- 2009年後半以降のMacBookまたはiMac
- 2010年以降のMacBook Air、MacBook Pro、Mac mini、またはMac Pro
つまり、Mac で macOS Sierra が動作していれば、macOS High Sierra も動作可能です。
macOS High Sierraの一部の機能には、より最新のハードウェアが必要です。例えば、より高性能なMacでは、HEVC(H.265)のパフォーマンスが向上します。ちなみに、4K HEVCコンテンツの再生には、第6世代Intel Coreチップ以降を搭載したMacが必要です。
Mac のモデル年やその他の統計情報を確認するには、 Apple メニューから「この Mac について」を選択します。
次に、iPhone、iPad、または iPod touch が iOS 11 でサポートされているかどうかを確認します。
今秋リリース予定のmacOS High Sierraにアップデートする予定はありますか?