iPadにはApple独自のアプリがいくつか欠けている場合があります。例えば、天気アプリや電卓アプリなどです。そして、翻訳アプリがiPadにぴったりだと考えている方もいるかもしれませんが、どうやらAppleもその意見に同意しているようです。
Appleは今週初めにiPadOS 15を大々的に発表し、今回のソフトウェアアップデートで翻訳アプリがiPadシリーズに搭載されることを発表しました。同社によると、このアプリの搭載により、いくつかの新機能も追加されるとのことです。これらはすべて、会話がより自然なものになることを目指してのものです。
新しい自動翻訳機能は、リリース直後からその目標達成に大きく貢献するはずです。この機能により、翻訳アプリは誰かが話していることを検知し、どの言語で話しているかを判断、必要に応じて翻訳します。機能名が示すように、これは自動的に行われるため、ユーザーは翻訳を開始するためにマイクボタンを押す必要はありません。
さらに面白いのは、新機能の「対面ビュー」です。この機能を使うと、2人で翻訳アプリを起動したiPadを2人の間に置くことができます。そして、別々の言語で会話をしながら、リアルタイムで翻訳結果を見ることができます。
内蔵の翻訳アプリを使えば、テキストを長押しして「翻訳」を選択するだけで、どこからでもテキストを翻訳できます。手書きのテキストも翻訳可能です。また、iOS/iPadOS 15の新機能「Live Text」と連携することで、写真内のテキストも翻訳アプリで翻訳できます。
iPadOS 15は今秋リリース予定です。対象のiPadモデルは無料でアップグレードできます。