最近のSEC提出書類によると、エディ・キュー氏、フィル・シラー氏をはじめとするApple幹部には、今後3年間で権利確定する制限付き株式ボーナスが付与されている。ボーナスは3万株以上で構成され、現在の価格で1,900万ドル以上の価値がある。
制限付株式ユニット(RSU)は、通常、企業に留まるインセンティブとして付与されます。さらに、権利確定時に株式に転換されるため、その価値は企業の業績と直接相関し、幹部が「全力を尽くす」ことを奨励します。
AppleInsiderによると、これらのボーナスは2014年の役員報酬パッケージの一部であり、Appleのシニアバイスプレジデントであるエディ・キュー、クレイグ・フェデリギ、ダン・リッチオ、フィル・シラー、ブルース・シーウェル、ジェフリー・ウィリアムズに支給されたとのことです。株式の時系列は以下の通りです。
- 22,738 RSU のうち 3 分の 1 は、2016 年、2017 年、2018 年の 4 月 1 日に Apple 株に権利確定される予定です。
- 2015 年 10 月 1 日に権利確定予定の RSU は 6,626 個で、この数は Apple の総株主利益に基づいて調整される可能性があります。
- 2015 年の付与と同じ調整により、2016 年 10 月 1 日に権利確定予定の RSU は 6,416 個です。
今後3~4年間で、各幹部は合計35,780株のApple株を受け取ることになります。Apple株の終値は532.36ドルなので、ボーナスパッケージの総額は1,900万ドル強となります。もちろん、この金額はApple株の上昇か下落かによって変動する可能性があります。
彼らがそれに値するのは明らかだ。Appleは現在1600億ドル以上の現金を保有しており、iPhone、iPadの販売台数、そして売上高で記録を塗り替え、過去最高の四半期を終えたばかりだ。そして、聞くところによると、同社は2014年に向けて大きな計画を練っているようだ。
注目すべきは、ジョニー・アイブ氏の名前がSVPとして記載されているにもかかわらず、どこにも見当たらないことです。彼もボーナスを受け取ったものの、SECへの提出書類には記載されていなかった可能性があります。おそらく、役員ページから一時的に削除されたのと同じ不具合が原因でしょう。