Apple News、News+に新しいオーディオ機能が追加され、ローカルニュースの提供範囲が拡大

Apple Newsのオーディオストーリー機能については、以前から噂されていました。iOS 13.6の正式リリースに合わせてリリースされるのではないかと期待されていましたが、ついに正式に発表されました。

Appleは水曜日、Apple NewsとApple News+向けの音声に特化した新機能を公式発表しました。新機能の概要は、Apple News+で配信されている「最高の」特集記事の音声ストーリー、厳選されたローカルニュースコレクション、そして毎日の音声ニュースブリーフィングです。Appleによると、これらの新機能を利用するにはiOS 13.6をダウンロードしてインストールする必要があるとのことで、iOS 13.6も本日リリースされる予定です。

さて、発表に移りましょう。

Apple News+のオーディオストーリー

発表によると:

本日より、Apple Newsは幅広いテーマを網羅した音声記事を毎週約20本配信します。プロの声優によるナレーション付きのこれらの記事は、Esquire、Essence、Fast Company、GQ、New York、Sports Illustrated、TIME、Vanity Fair、Vogue、Wiredなどの雑誌や、Los Angeles Times、The Wall Street Journalなどの新聞に掲載された、優れた特集記事や長編記事の音声版です。音声記事は、米国のApple News+会員の方のみご利用いただけます。

毎日のブリーフィング

Apple Newsに音声ニュースブリーフィングが加わり、毎日更新されます。共同ホストのシュミタ・バスとドゥアルテ・ジェラルディーノ、そしてApple Newsのエディターたちが、その日の注目ニュースをまとめてお届けします。さらに、これらのニュースに関連して、「世界トップクラスのジャーナリストがどのように報道しているか」も紹介されます。

毎日のブリーフィングと新しいオーディオストーリーは、どちらも Apple News アプリの新しい「オーディオ」タブにあります。

CarPlayサポート

Apple News がついに Apple CarPlay でサポートされるようになりました:

Appleはまた、CarPlayでNewsアプリのサポートを開始しました。これにより、ユーザーは運転中にオーディオストーリーやApple News Todayを聴くことができます。ユーザーはデバイス間で再生状況を同期できるようになります。iPhoneからCarPlayでオーディオストーリーを聴き始め、後で自宅で続きを聴いたり読んだりすることができます。

地域ニュースへの重点化

さらに、Apple Newsは地域ニュースに重点を置くようになっています。まずは厳選された地域ニュースの報道から始まります。ただし、地域に関しては少し限定されています。

Apple Newsは、ベイエリア、ヒューストン、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコで現在利用可能な、厳選されたローカルニュース体験を導入しました。各都市と地域の主要新聞を含む、多様なローカルパブリッシャーからの多様なコンテンツを特集しています。Apple Newsのローカルニュースコレクションには、スポーツ、グルメ、天気、ニュース、政治など、地域社会にとって最も重要なトピックが含まれており、各地域のApple Newsエディターによるキュレーションと、ユーザーごとのパーソナライズが提供されます。

ただし、Apple News+ のローカルニュースの報道範囲は拡大しています。

Apple Newsは最近、Apple News+のカタログにさらに多くの主要な地方紙と地域紙を追加しました。米国でのApple News+のサブスクリプションには、The Charlotte Observer、The Idaho Statesman、The Kansas City Star、The Miami Herald、The News & Observer、The State（サウスカロライナ州コロンビア）へのアクセスが含まれます。カナダでは、フランス語圏の主要新聞Le DevoirがApple News+のサブスクリプションで利用可能になりました。また、カナダで最も権威のある全国紙の一つであるThe Globe and Mailも、今夏後半にサブスクリプションで利用可能になる予定です。

これらの機能はすべて、iOS 13.6 の一般公開と同時に利用可能になります。