アジア、特に日本と韓国におけるAndroidの人気の高まりにより、Google PlayストアのAndroid版は過去6ヶ月で67%の収益増加を記録しました。一方、分析会社Distimoによると、AppleのApp Storeの収益は同期間においてわずか15%の増加にとどまっています。
Androidアプリの驚異的な数字は、AppleのApp StoreがGoogle Playの2倍以上の収益で依然として最大の市場であるという事実を裏付けています。4月には、競合分析会社App Annieのレポートについてコメントしました。このレポートでは、ダウンロード数はほぼ互角であるものの、収益はAppleの2.6倍であることが示されています…
もちろん、Distimoのデータは6ヶ月間にわたるのに対し、App Annieのデータは3ヶ月間のみです。アプリへの支出額が最も多い国は、依然として米国です。
しかし、Distimoによると、Google Playの収益の大部分は第2位の日本と第3位の韓国で占められている。上位10カ国のうち、残りの国は英国、オーストラリア、ドイツ、カナダ、フランス、ロシア（iPadアプリへの支出はiPhone向けアプリよりも多い）、そしてイタリアとなっている。
有料アプリのカテゴリに関して言えば、Apple の App Store はゲームが中心です。
一方、Google Playストアはゲームとユーティリティの両方が市場をリードしています。Google Playのトップ5アプリのうち4つを占める日本と韓国のアプリからも、その影響が見て取れます。
例えば、1位のキャンディークラッシュに続くのは日本のパズル＆ドラゴンズです。韓国のカカオは3位と5位を占め、Google Playの有料アプリ第4位である日本のLINEと並んでいます。
インストールベースが重要であることは否定できません。この点では、Androidが有利な数字となっています。ベネディクト・エバンズ氏が指摘するように、インストールベースが2～3倍大きいGoogle Playストアは、2014年の収益においてAppleのApp Storeを上回る可能性があります。
