iDB読者のNiles Mitchell氏のような熱心なユーザーが、時代遅れの古い技術を現代のiPhoneで動作させているのを見ると、いつも驚かされます。「Will it Works?」シリーズの最新記事では、Mitchell氏が自身のiPhoneをIomegaのSCSI Jaz Driveに接続しています。
Jaz ドライブは、はるかに人気の高い Iomega の Zip ドライブの兄貴分でした。
しかし、フロッピーディスクメディアを採用したZipドライブとは異なり、Jazドライブはより信頼性が高く、より大容量のハードドライブメディアを採用しています。JazドライブはZipドライブのより大容量、高速、そしてより高価なバージョンであり、よりプロフェッショナル向けに設計されていました。
Nilesさんは古いJazドライブをiPhoneに接続し、その全過程を9分間の動画に記録しました。動画の冒頭に埋め込みました。この動画で、SCSI専用デバイス(USB版は存在しませんでした)をUSB経由でiPhoneに接続するために彼が使用した機器をご覧ください。
「ORB SCSI-USB アダプターが他のメーカーのデバイスでも動作することがわかったので、今後はもっといいものが登場するでしょう」と Niles 氏は電子メールで語った。
「Will It Work」シリーズの他の動画では、iPhoneがソニーのウォークマン、AppleのiPod nano、AmazonのKindle電子書籍リーダー、PSP本体、さらにはカシオのグラフ電卓などと連携する様子を見ることができます。また、Niles氏はApple WatchをIomegaのZipドライブに接続し、ちょっとした工夫でApple Watchを使ってCDを焼くことにも成功しました。
iOS 13 および iPadOS ソフトウェア アップデートのおかげで、iPhone、iPad、iPod touch デバイスは、ドングルを使用して直接 (iPad Pro の USB-C ポート経由) または間接的に (他の iOS デバイスの Lightning ポート経由) 外部ストレージ メディアに接続できるようになりました。
そうすることで、メモリカード上の DSLR 写真にアクセスするといったことが可能になりますが、iOS 13 および iPadOS の大幅に改善されたファイル アプリで、古き良き USB サムドライブを接続して、そのドライブとの間でファイルをコピーすることもできます。
この機能により、Lightroom for iOSなどのアプリでiOSカメラロールを経由せずに画像を直接インポートできるため、ワークフローの改善にもつながります。インポートが高速化されるだけでなく、カメラロールに重複コピーを配置することで発生する余分な容量も削減されます。
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