今週初め、Appleはポップミュージック界の新星、ビリー・アイリッシュをApple Musicの年間最優秀アーティストに選出しました。The Hollywood Reporterによると、Appleはアイリッシュに、彼女の大ヒットアルバム『 When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』の制作過程を追った既に制作済みのドキュメンタリーの独占権を2500万ドルで支払う予定です。
ビリー・アイリッシュのデビューアルバムは、2019年にApple Musicで最も再生されたアルバムとなり、リリース以来10億回以上のストリーミング再生を記録しました。Apple Musicから「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に選出され、アルバムも「アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞したほか、アメリカン・ミュージック・アワード、MTVビデオ・ミュージック・アワードを受賞し、グラミー賞にもノミネートされました。
アイリッシュは今週初め、クパチーノにあるアップルのスティーブ・ジョブズ・シアターで賞を受賞し、アコースティックライブを披露した。
AppleはこれまでApple Musicを利用して音楽ドキュメンタリーやその他の音楽関連コンテンツをストリーミング配信してきたが、今回、月額5ドルのApple TV+サブスクリプションサービスでドキュメンタリーコンテンツの充実を図ろうとしている。ヒップホップスターのトラヴィス・スコット、テイラー・スウィフト、ビヨンセ、伝説のプロデューサー、クインシー・ジョーンズといった大物アーティストとコラボレーションしてきたNetflixなどのライバル企業を見習っているようだ。
報道によると、Apple TV+は2020年にビリー・アイリッシュの新しいドキュメンタリーを放送する予定だという。
