9to5Macのスタッフが、iOS 5のコード内に隠された興味深い情報を発見しました。Appleの次期モバイルソフトウェアの隠れた機能を積極的に紹介しているこのMacブログが、また新たな隠れた逸品を発見したのです。
先月スコット・フォーストール氏がステージに立った際、iOS 5の最も魅力的な機能のいくつかについて触れませんでした。iOS 5にはパノラマ写真の撮影機能や音声コマンドの認識機能があり、顔認識ソフトウェアまで搭載されているようです…
昨年のAppleのスタートアップ買収ラッシュをご存知の方なら、買収対象の一つがスウェーデンのPolar Rose社だったことを覚えているかもしれません。Polar Rose社は、ご想像のとおり、顔認識技術を専門としています。
9to5Mac が iOS 5 SDK (ソフトウェア開発キット) で顔検出に関係する 6 つの API を発見したことから、Apple がついに自社の技術を実装するようです。
iOS 5専用のAPIを調査したところ、非常に高度な機能を備えていることがわかりました。1つ目のCIFaceFeatureは、画像から人物の口と目の位置を特定できます。2つ目のCIDetectorは、OS内のリソースであり、顔検出のために画像を処理し、顔を検出します。
では、Appleはこの技術をアップデートされた写真アプリで写真の整理に使う予定なのでしょうか?それとも、顔認証がiOSデバイスのロック解除の新たな選択肢となるのでしょうか?確かなことは分かりません。実際、AppleがこのAPIを使った自社製ソフトウェアを開発している様子はありません。サードパーティ開発者向けのようです。
アプリメーカー(あるいはApple)がこの技術をどう活用していくのか、非常に興味深いところです。「スキャンしてロック解除」機能はあまり便利とは思えませんが、顔認証であらゆるメディアやソーシャルメディアの連絡先を追跡できたら素晴らしいと思います。
「RecognizeMe」という脱獄アプリがあり、すでにiPhoneのロックを解除するための顔認識機能が搭載されています。
どう思いますか?iOS 5で顔認識がどのように使われることを望みますか?