SiriProxyの優れたハックを目にするのは随分前のことのようです。ご存知の通り、AppleのデジタルアシスタントSiriにカスタムコマンドを実行させるためにSiriプロキシサーバーを設定するというハッキングが昨年大流行しました。しかし、その後、この動きは沈静化しました。
しかし、SiriとRasberry PiベースのSiriProxyサーバーを使って家中のほぼすべてを操作している男性の新しい動画が公開され、コミュニティの関心が再燃するかもしれません。サーモスタットやテレビを操作したり、ガレージを開けたり…その様子をご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=PXmCiaRc9XU&feature=player_embedded
このビデオはYouTubeユーザーのElvis Impersonator(The Next Web経由)によって作成されたもので、iPhone 5を購入してクリスマスにRasberry Piコンピューターをもらった後、長い週末をかけて上記のようなシステムをハッキングしたと語っている。
SiriProxy開発コミュニティへの関心を高めるため、彼はプロジェクトで使用したプラグインをすべてGitHubページに投稿しました。また、SiriProxyがプリインストールされたカードの画像もアップロードし、使用しているコンポーネントのリストも公開しています。
- Elk M1 Gold セキュリティ パネル (http://www.elkproducts.com)
- ISY99i シリーズ X10/Insteon 照明コントローラ (http://www.universal-devices.com)
- トレンドネット IP カメラ (http://www.trendnet.com)
- Nest サーモスタット (http://www.nest.com)
- RedEye IP2IR コントローラー (http://www.thinkflood.com)
- RPi 上で動作する SiriProxy (http://www.raspberrypi.org)
- iOS モバイル アプリ MobiLinc HD ( http://mobilincstore.com) および eKeypad Pro (http://blog.ekeypad.net) (iPhone/iPad タッチ コントロール用)。(ビデオには表示されません)
では、なぜ彼はこのような大規模なプロジェクトを引き受けることになったのでしょうか?彼によると、ホームオートメーションとコントロールに着手したのは2008年。そして2011年後半に初めてSiriProxyを見て以来、音声コマンドで自宅をコントロールしたいという夢が消えることはなかったそうです。