アップルに最近就任した小売・オンラインストア担当シニアバイスプレジデントのアンジェラ・アーレンツ氏は、昨年、米国で最も高給の女性幹部となった。ブルームバーグがまとめたデータによると、アーレンツ氏は2014年に8260万ドルの報酬を受け取っており、これには入社ボーナスと、バーバリーで未払いだった給与の補填が含まれている。
2位はオラクルのサフラ・キャッツ氏で、2014年度に最高財務責任者（CFO）兼共同CEOとして7,120万ドルの報酬を得ました。女性幹部の高額報酬トップ3には、ヤフーのマリッサ・メイヤー氏がランクインしました。彼女は39歳で、昨年最高額の報酬を得ていた女性CEOであり、5,910万ドルの報酬を得ました。
ブルームバーグの報酬ランキングでは、役員報酬を企業の経済利益に対する割合で算出し、成果主義的な報酬制度を採用しています。この基準では、アーレンツ氏の報酬は、アップルの3年間平均経済利益286億ドルの0.3%に相当し、ランキング対象の女性の中で最高の評価を得ました。
アンジェラ・アーレンツ氏は、高級衣料ブランド「バーバリー」のCEOを退任し、2014年春にアップルに入社した。同社の小売事業全般を統括する彼女は、アップルウォッチの発売が「問題だらけ」だったと広く見なされ、一部で批判を浴びているものの、その功績は数々の称賛を受けている。
出典：ブルームバーグ
