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SiriはWolfram Alphaクエリの25%を占める

SiriはWolfram Alphaクエリの25%を占める

Siriは昨年秋にiPhone 4Sに搭載されて以来、消費者から様々な反応を得ています。この機能だけでもiPhone 4Sの価格に見合う価値があると考える人がいる一方で、目新しい機能に過ぎないと考える人もいます。

4Sユーザーが実際にSiriをどれくらい使っているのか疑問に思っている方のために、ニューヨーク・タイムズが答えを紹介しています。同サイトの最近のレポートによると、Wolfram Alphaへの問い合わせの25%はAppleのデジタルアシスタントからのものだそうです…

Wolfram Alphaは、Siriが「上空を飛んでいる飛行機は何?」といった様々な質問に答えるために頼りにする「知識エンジン」です。そのデータベースは5,000万行以上のコードで構成され、1万台以上のCPUで稼働しています。

NYTの記事より:

Wolfram Alphaが扱う問い合わせの約4分の1はSiriによるもので、同社のスタッフは200人にまで増えています。ヘルスケア、金融サービス、石油・ガス業界の大手企業数社が最近、Wolfram博士の非公開企業であるWolfram Researchに、Wolfram Alphaの企業向けカスタマイズ版の開発を依頼しました。MicrosoftもWolfram Alphaの技術ライセンスを取得しています。

月間トラフィック量を考えると、Wolfram Alphaの検索クエリ全体の25%をSiriが占めているというのは実に驚くべきことです。多くの批評家が過大評価されていると考えるこの機能の人気ぶりを如実に物語っています。

Wolfram Alphaは2009年にスティーブン・ウルフラム博士によって設立され、過去2年間で大幅な成長を遂げてきました。この検索エンジンは今週、追加機能を備えた月額4.99ドルのProサービスを新たに開始する予定です。

[背景]

Milawo
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