Macに近づいて、近づくだけで勝手にロックが解除されるところを想像してみてください。Retinaや指紋センサーの話ではありません。Bluetoothの近接認証の話です。普段からiPhoneを持ち歩いていて、Macも持っているなら、この裏技はきっと気に入るはずです。
RedmondPieさんが今朝、興味深いヒントをシェアしてくれました。Bluetooth対応デバイスを携帯するだけでMacのロックを解除できるんです。簡単で、完全に無料、しかもジェイルブレイクも必要ありません。やり方は以下のとおりです。
ステップ1.このファイルをダウンロードしてください。2つのAppleスクリプトとMac用のBluetooth近接通信プログラムが含まれています。ダウンロードしたら、ファイルを開いてください。すべてのファイルをデスクトップのフォルダに移動すると、簡単にアクセスできます。
ステップ2. Bluetoothロゴのようなアイコンをダブルクリックします。プログラムが起動し、メニューバーにアイコンがインストールされます。新しいアイコンをクリックして「設定」を選択します。
ステップ3.デバイス監視が有効になっていることを確認し、MacがBluetoothデバイスを検索する間隔を選択します。また、Macが認識するデバイスも選択してください。iPhoneのBluetoothがオンになっていることを確認し、ペアリングしてください。
ステップ4.最後に、Apple Scriptsを追加します。「Out of Range Script」フィールドで「変更」をクリックします。先ほどダウンロードした「outrange」というラベルのApple Scriptsを選択します。「In Range Script」についても同様の手順で設定します。
ステップ5.これで完了です!テストするには、iPhoneのBluetoothをオフにしてからオンにして、Macが反応するかどうかを確認してください。
これらのApple Scriptは、コンピュータのロック解除時にiTunesで曲の再生を開始するように設定されていることにお気づきでしょう。これをオフにしたい場合は、「範囲内」のApple Scriptを開き、一番上の「アプリケーション“iTunes”に再生するように指示する」という行を削除してください。
実はiTunesの自動再生機能、すごく気に入ってるんです。今朝、朝食を終えて玄関に入った途端、Macが瞬時に起動して、部屋中に音楽が流れ始めたんです。これって、ちょっとでもすごいじゃないですか。
すごいのは、Macのロックとロック解除以外にも、Web上にはApple Scriptが山ほどあることです。このBluetooth近接通信ツールを使えば、Macにほぼ何でもさせることができます。例えば、オフィスを離れるだけで、同僚に離席中であることを知らせるメールを送信するなど。
どう思いますか?