これは非常に興味深いニュースです。オーストラリアの航空会社カンタス航空は、現在、B767型機全機の乗客にiPadを配布しています。このタブレットは、200時間以上のオンデマンドコンテンツを提供する「QStreaming」と呼ばれる機内エンターテイメントサービスに使用されています。
QStreamingは無料で、カンタス航空のビジネスクラスとエコノミークラスのすべてのお客様にご利用いただけます。新サービスの概要は以下のとおりです。
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さらに興味深いのは、これらすべてがAppleにとって何を意味するのかということです。QStreamingプロジェクトの展開に伴い、カンタス航空は保有するジェット機群をカバーするために5,000台以上のiPadを購入する予定です。パイロットと乗務員向けに既に購入している2,200台のiPadと合わせると、Appleは単一の顧客から7,000台以上のタブレットを販売することになります。
関連情報として、カンタス航空もBlackBerry端末を全て廃止し、iPhoneを導入するプロセスを進めています。同航空のCIOであるポール・ジョーンズ氏は、iPhoneは「ユーザーフレンドリーなインターフェースと、メール、連絡先、カレンダーへのシンプルなアクセスに加え、カンタス航空のセキュリティ要件をすべて満たしている」と述べています。
さて、QStreamingの話に戻りましょう。このサービスは乗客に大人気になりそうです。タブレットを家に置いてきたり、荷物を詰め込んだりできるだけでなく、200時間分の映画やテレビ番組を無料で楽しめるからです。他の航空会社も追随するかもしれませんね。
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[9to5Mac]