AppleはサードパーティのメッセージングアプリでSiriをより柔軟に利用できるようにする予定

AppleはすでにiOS 13のリリースでSiriとサードパーティ製アプリによるメディア再生に重要な変更を加えており、今度はさらなる変更が予定されているようだ。

Bloombergへの同社の声明によると 、Appleはサードパーティ製アプリとSiriの連携に関して、より柔軟な対応を計画しているという。具体的には、Facebook Messenger、WhatsApp、その他（数多く存在する）サードパーティ製メッセージングアプリが対象となる。

Appleが考案した機能は実に素晴らしいものです。ユーザーがSiriに特定の連絡先に連絡を取るようリクエストすると、システムが自動的にその人と最も頻繁にやり取りするメッセージングアプリを選択します。つまり、Facebook Messengerで頻繁にやり取りする相手がいる場合、Siriは標準のメッセージアプリではなく、自動的にFacebook Messengerを使ってメッセージを送信するのです。

Siriはこの点でより役立つでしょうが、Appleはサードパーティ製アプリをデフォルトアプリとして設定することをまだ許可していません。少なくとも今のところは許可されていませんが、期待して待ちましょう。

これを実現するためのソフトウェアアップデートは今年後半にリリースされる予定ですが、具体的なリリース時期はまだ発表されていません。さらに、開発者はSiri機能が利用可能になった時点で、アプリでSiri機能を有効化する必要があります。

そして最後に、Apple は将来的にサードパーティ製の電話アプリにも同様のサポートを提供する予定です。

でも、それだけではありません！Appleは、同社のファーストパーティアプリがApp Storeを席巻しているという以前のレポートについてもコメントしました。

この件に関するAppleの声明は以下のとおりです。

Appleは、ハードウェア、ソフトウェア、そしてサービスの統合によってのみ実現可能なユーザー体験をお客様に提供しています。初代iPhoneから、電話をかける、音楽を再生する、ウェブを閲覧するなど、箱から出してすぐに素晴らしい体験をお楽しみいただけるよう、アプリを同梱してきました。iPhoneの各世代では、優れたパフォーマンス、長いバッテリー駆動時間、シームレスな統合、業界をリードするセキュリティとプライバシーの保護を実現するように設計されたいくつかのデフォルトアプリにより、お客様のための内蔵機能を進化させてきました。また、アプリを入手する最も安全な場所であるApp Storeも創設し、お客様は何百万ものアプリから、iPhoneをさらに強化するものを見つけることができます。Appleもアプリを提供している数少ない分野には、多くの成功を収めている競合企業があり、それらの企業の成功が、活気のある数十億ドル規模の開発者市場において、米国で約200万人の雇用を生み出していることを誇りに思います。私たちの北極星は常に、お客様のために最高の製品を作り出すことであり、それこそが、iPhoneが業界で最も高い顧客満足度を誇っている理由です。

Apple 側としては、App Store のアルゴリズムを変更し、特にサードパーティのアプリと比較して自社アプリがデジタルストアで目立たないようにした。

大きな変化ですね！どう思いますか？ ずっと待ち望んでいたことでしょうか、それとももうどうでもよくなったことでしょうか？