Appleの秘密主義は、研究開発ラボの黒マントと鍵のかかった扉をはるかに超えています。新規市場への参入方法から小売戦略に至るまで、ビジネスのほぼあらゆる側面が謎に包まれています。もちろん、リークが発生しない限りは。
そして今朝、大きな出来事がありました。自称iOSコンサルタントのソニー・ディクソン氏が、Appleのトレーニングビデオや社内資料をいくつか投稿しました。iPhone 4の店頭修理ガイドやiPad診断ソフトウェアのデモなども含まれていました…
最初にアップされたクリップは「社内情報 - Apple 正規サービスプロバイダ 101」です。少し古いもので、2007年のようですが、それでもApple の正規サービスプログラムについて興味深い情報を提供しています。動画に登場する人々は、まるでApple をカルトのように語っているようです。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Owg08q1DZTQ
次にご紹介するのは、「Apple Internal – iPad 2 Diagnostics Software」というビデオです。このソフトウェア自体は「MMI」(バージョン1096.5)と呼ばれ、iPhoneの「Skank Phone」アプリと同様に、Appleの人気タブレットのコア機能を診断するためのツールを複数提供しています。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=uwd2dZXU3ME
最後に、Apple Storeの従業員向けにiPhone 4の修理ガイドをいくつかご紹介します。まずはバイブモーターの交換です。
http://www.youtube.com/watch?v=PtblekQZ7cU
SIMトレイの交換。
http://www.youtube.com/watch?v=JrzBESASFNI
そしてカメラテスト。
http://www.youtube.com/watch?v=HniUFdMcsRI
ディクソン氏は、15インチRetina MacBook Pro向けのAppleCareサービストレーニングドキュメントと、iPhone 4/4S向けのApple技術者ガイドも公開しています。それぞれのリンクをクリックすると、彼のウェブサイトでドキュメントをご覧いただけます。また、彼のYouTubeチャンネルには他にも興味深い動画がいくつか公開されています。
この資料はすべて広範囲にわたる NDA (秘密保持契約) で保護されていると思われるため、Apple の法務チームがこれを削除するまでにはおそらくそれほど時間はかからないでしょう。