1年前のモデルと同じディスプレイを搭載していることを除けば、iPad 2に対する批判のほとんどはカメラに向けられていました。VGA画質の前面センサーと、期待外れの背面カメラを考えると、その批判は当然と言えるでしょう。
しかし、今回は状況が異なりそうです。iPad 3に関する最新の噂によると、Appleの次期タブレットには、FaceTime HD対応のフロントカメラなど、カメラの大幅なアップグレードが搭載されるとのこと。
この噂は、iLounge編集長のジェレミー・ホロウィッツ氏が今日の午後からiPad 3の詳細をツイートし始めたことから生まれた。ホロウィッツ氏は、この未発表タブレットを実際に見たという匿名の情報源から得た情報だと述べている。
彼のTwitterタイムラインより:
ショーに先駆けて、次世代iPadに関するいくつかの情報が公開されました。両方のカメラがアップグレードされます。前面カメラはHD、背面カメラはiPhone 4/4Sのようなサイズ（大型化）になります。次期iPadの本体は、以前の報道の通り、新しい部品を搭載するためにわずかに厚くなります。厚みは1mm程度です。本体の曲面半径は、厚みの増加に合わせてわずかに変更されるだけで、劇的な変化はありません。iPad 2 Proのようなデザインで、デザイン変更ではありません。
ちなみに、私たちの情報筋は、カメラ穴が非常に似ているため、次期iPadの背面カメラはiPhone 4Sと同じになると考えています。」
ホロウィッツ氏の噂に関する実績は不明ですが、カメラがアップグレードされたiPad 3はそれほど突飛な話ではないようです。このタブレットは前モデルよりも高解像度のディスプレイを搭載することがほぼ確実で、それに追いつくためには必然的に高解像度のカメラが必要になるでしょう。
ホロウィッツ氏によると、新型タブレットは2月下旬から3月上旬にかけて発売され、価格は例年通り499ドルからとなる。また、iPad 2は399ドルで据え置かれる見込みで、内部ストレージ容量が少ないさらに安価なモデル（8GBモデルで299ドルなど）が登場する可能性があるという。
状況から判断すると、Appleの次世代iPadはかなり順調に仕上がっているように思われます。競争が激化する中で、タブレット市場を独占し続けるためには、AppleはiPadでホームランを打つ必要があります。
