クラウドストレージプロバイダーのDropboxは、iOSアプリをアップデートし、App Extensionsの新機能と各種バグ修正を行いました。SafariでApp Extensionsを有効にしているユーザーは、WebページをPDFに保存できるだけでなく、Touch IDの指紋認証でApp Extension自体を保護できるようになりました。
Dropboxは以前、iOS 9のサポート、iPhone 6s/6s Plusの3D Touch対応など、アプリのアップデートを行いました。iBooksでウェブページをPDFに保存することは既に可能ですが、後でウェブサイトにアクセスする必要がある場合、デスクトップパソコンなど別のデバイスでDropboxを使用する人にとっては、今回のアップデートは良い選択肢となるでしょう。
Dropboxもアップデートされ、アプリの左上隅にある新しい矢印ボタンまたはメニューボタンからファイルやフォルダをコピーできるようになりました。また、このアップデートによりiOSデバイスでの容量消費も軽減され、ユーザーはより多くのコンテンツを保存できるようになります。
完全な変更ログは次のとおりです。
- 「Dropbox に保存」アプリ拡張機能により、Safari からウェブサイトの PDF 版を保存できるようになりました(iOS 8 および 9 のみ)。有効にするには、Safari の共有アイコンをタップし、「その他」セクションから拡張機能を切り替えます。
- ファイルとフォルダをコピーします - 複数の項目を選択するか、下向き矢印をタップしてコピーします
- アプリ拡張機能使用時にTouch IDのサポートを追加しました
- アプリがデバイスのスペースをより効率的に利用するための小さな改善
- 名前でソートされたファイルを表示する際の国際文字の処理が改善されました
- アクセシビリティの改善
- アクションメニューやコメント付きのファイルを閉じるには、閉じるジェスチャーの方が適しています。
- ファイルまたはフォルダは、ファイル名またはフォルダ名の後に読み取られるようになりました
- ギリシャ文字で名前が付けられたフォルダが読み込まれなかったり、リンクが生成されなかったりする稀な問題を修正しました。
- iPhone 6以降のデバイスでセルラー接続時に写真がぼやけて表示される問題を修正しました
- 厄介なクラッシュを減らすためにいくつかのエッジケースに対処しました
Dropbox のご利用にご興味がございましたら、App Store から無料でダウンロードできます。iPhone と iPad で動作し、2 GB の無料ストレージが付属しています。