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Google、iOS向けChrome 56をリリース。QRコードスキャン機能とiPadのタブスイッチャーの刷新機能を搭載

Google、iOS向けChrome 56をリリース。QRコードスキャン機能とiPadのタブスイッチャーの刷新機能を搭載

Googleは本日、App Storeで公開されているiPhoneおよびiPad版Chromeに2つの新機能を追加しました。1つ目は、iPhone 6s/7シリーズでホーム画面のChromeアイコンを3D Touchで押し、ショートカットメニューに新しく追加された「QRコードをスキャン」オプションを選択することで、QRコードまたはバーコードをスキャンできる機能です。3D Touch非搭載の旧型デバイスでは、iOSのSpotlight機能で「QR」を検索すると、ブラウザの新しいバーコードスキャン機能へのショートカットが表示されます。

その他の機能については、Google は iPad のタブスイッチャーのレイアウトを全面的に改良し、開いている Web サイトに簡単にアクセスできるようにしたと述べています。

QR コードやバーコードはマーケティング ツールとしてますます利用されるようになっています。

企業はこれらのコードに、広告キャンペーンや特別な商品プロモーション、その他のデータにつながるURLを組み込むことがよくあります。iOSはまだカメラアプリによるバーコードスキャンをサポートしていないため、iPhoneユーザーはScanbotなど、バーコードスキャンをサポートするサードパーティ製アプリを使用する必要があります。

本日の Chrome アップデートでは、ブラウザが QR コードやバーコードを処理できるようになり、これらのコードに埋め込まれている可能性のある Web ページが自動的に表示されるため、追加のアプリをダウンロードする必要がなくなりました。

Googleは今月初め、iOS版Chromeのソースコードをオープンソースとして公開すると発表しました。先週には、パフォーマンスの強化と消費電力の削減を両立させたMac版Chrome 56をリリースしました。

iOS版ChromeはApp Storeから無料で入手できます。

Milawo
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