iOS 15.6 と iOS 16 はどちらも、iPhone と Apple Watch で米国政府からの緊急警報をテストできる新しいトグルを提供すると言われています。

- 最近の iOS 15.6 アップデートと iOS 16 の 3 番目のベータ版には、米国政府からの緊急警報をテストするための新しいトグルが設定アプリに含まれています。
- 緊急警報をテストすることを選択した場合は、これらの警報の内容と頻度は米国政府の管轄内にあることに留意することが重要です。
- iPhone が米国の SIM カード経由でも、国内でローミング中でも米国に接続されていない場合、このトグルは表示されません。
緊急警報をより簡単にテストする方法
MacRumorsが指摘しているように、これは全く新しい機能ではありません。iOS 15.3以前では、電話アプリで特別なコードをダイヤルすることで、テストアラートの受信をオプトインできました。iOS 15.6(およびiOS 16)では、設定アプリに緊急アラートテストの外部向けトグルが追加されました。これにより、この機能の認知度が高まり、より多くの人がオプトインを検討するようになるはずです。トグルは「設定」→「通知」にあり、画面下部までスクロールして「政府アラート」の見出しの下にある「緊急アラートをテスト」をオンにしてください。
テストアラートが新しくなりました pic.twitter.com/msFkmkh4ry
— マイク・ビーズリーはMastodonとBlueskyにいます(@MikeBeas)2022年7月7日
米国在住ではないユーザーから、iOS 15.5以降からこのトグルが利用可能だったというコメントが寄せられています。つまり、これがソフトウェアアップデートを必要としないサーバー側のアップデートなのか、それともiOS 15.6およびiOS 16の新機能なのかは不明です。Appleは、緊急アラートのテストについて詳しく知りたいiPhoneおよびApple Watchユーザー向けに、詳細な手順を提供しています。
- iPhoneの緊急警報と政府警報について
- Apple Watchの政府および緊急警報について
繰り返しになりますが、上記のようにiPhoneが米国の通信事業者を利用している場合のみ、この通知は表示されます。このトグルはデフォルトでオフになっています。「このタイプのアラートを受信すると、アラームに似た音が鳴り、テストであることを通知します」とAppleは述べています。
Apple Watchで緊急アラートをテストする
セルラー対応のスマートウォッチをお持ちの場合は、iPhoneに接続していない場合でも、手首でこれらのアラートを受信できます。「このタイプのアラートを受信すると、アラームに似た音が鳴り、アラートにはテストであることが示されます」とAppleは説明しています。Apple Watchで緊急アラートをテストするには、watchOS 8.4以降のアップデートが必要です。参考記事:iPhoneで緊急連絡先を設定する方法