Recodeの最新レポートによると、Appleは元HPのシニアバイスプレジデント、ジョン・ソロモン氏を採用した。同社の広報担当者は採用を認めたものの、ソロモン氏の役職や役割については明らかにしなかった。
しかし、Recodeのアリック・ヘッセルダールは、ソロモン氏が「大規模なテクノロジー予算を持つ大企業や政府機関への販売拡大を目指すAppleの取り組みの中心人物になるだろう」と聞いている。彼はまた、Apple Watchの国際販売にも関わるかもしれない。
Appleはこれまで、法人向け販売をHPやDellなどの販売店に譲ってきたが、BlackBerryの衰退やIBMとの新たな法人向け提携などの最近の動向により、同社はこの分野への進出をより強力に推進する意欲を燃やしている。
ソロモン氏はHP社に20年以上勤務した後、12月に「グローバル・コンシューマー・プリンティング・ユニットのゼネラルマネージャー」の肩書きで退社した。在任中、米国空軍へのハードウェア供給など、いくつかの大型取引を仲介したことで高く評価されている。
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