YouTube Music アプリは、その上位アプリである YouTube アプリと同様に、貴重なメディア視聴の合間に広告を挿入します。さらに悪いことに、近年広告の数は増加傾向にあります。
iOS 開発者のdayanch96 は回避策を求めており、YouTube アプリの SponsorBlock 脱獄調整を思い出し、YouTube Music 用の SponsorBlockを作成して、YouTube Music 動画の音楽以外のセグメントをスキップするオプションをユーザーに提供することを思いつきました。
上記のスクリーンショットの例でわかるように、この調整機能は、コンテンツが話題から外れそうな場合を自動的に検出し、それをスキップしようとします。
注目すべき点として、YouTube MusicのSppnsorBlockは、不要な部分を自動的にブロックしたり、リアルタイムで選択的にスキップしたりできる機能を備えています。どちらのオプションも、視聴中に発生する中断の回数を減らすことで、プラットフォームでのメディア視聴品質を向上させます。
これらのオプションの設定は、YouTube Music アプリにある専用の SponsorBlock 設定パネルで行います。
ここでは、次のことができます。
- YouTube Music on demand のスポンサーブロックを有効または無効にする
- YouTube MusicのSponsorBlockでコンテンツを自動的にブロックするか、事前に確認するかを選択します。
- 「確認試行」が表示される通知期間を設定します
YouTube Music向けSponsorBlockを試してみたい方は、Havocリポジトリから無料でダウンロードできます。この調整ツールは、iOSおよびiPadOS 12~17を搭載したジェイルブレイク済みデバイスで、本稿執筆時点での最新バージョンのYouTube Music向けSponsorBlockをサポートしています。また、この調整ツールはGitHubでオープンソース化されており、動作原理を知りたい方のために公開されています。
この調整は通常のYouTubeアプリ向けではありませんのでご注意ください。iOS開発者のAjay Ramachandran氏による、通常のYouTubeアプリ向けのSponsorBlock調整が別途用意されています。
YouTube Music アプリの SponsorBlock をご利用になりますか? ぜひ下のコメント欄で、その理由をお聞かせください。