システム環境設定のソフトウェアアップデートメカニズムを使用して、Mac コンピューターを新しい macOS Big Sur 11.5.1 ソフトウェアにアップデートし、最新の Apple セキュリティ保護を入手してください。
ストーリーのハイライト:
- macOS Big Sur 11.5.1は、対応するすべてのMacでご利用いただけます。
- IOMobileFrameBufferの脆弱性の修正が含まれています
- アップルは、この問題が実際に悪用された可能性があると述べている
AppleはmacOS Big Sur 11.5.1と同時にiOSおよびiPadOS 14.7.1もリリースしており、修正された脆弱性がMacだけでなくiPhoneやiPadにも容易に影響を及ぼす可能性があることを示唆している。
macOS Big Sur 11.5.1 ではどのようなセキュリティ問題が修正されますか?
Appleのウェブサイトにあるサポートドキュメントには、新しいmacOS Big Sur 11.5.1ソフトウェアのセキュリティコンテンツに関する詳細情報が掲載されています。Appleによると、このバグ修正アップデートは、アプリがカーネル権限で任意のコードを実行できる脆弱性を修正するものです。
Apple 社は、この問題が積極的に悪用されている可能性があるという報告も認識しています。
この脆弱性の発見者は匿名の研究者とされており、これは単なる一時的なバグ修正ではなく、重大なゼロデイ脆弱性に対する修正であることを示唆する新たな手がかりとなっています。文書には、メモリ破損の問題はメモリ処理の改善によって解決されたと記載されています。
AppleのiMessageプロトコルに見られる多くのセキュリティ問題が、今回の修正で解決されるかどうかは不明です。iMessageは、NSOのスパイウェア「ペガサス」の主要な攻撃経路として非難されています。現時点で判明している限りでは、ペガサスは特別にエンコードされたiMessageを介して、気づかれずにデバイスにインストールされます。このメッセージはユーザーによる操作を必要としません。
他の最新の macOS アップデートと同じように、macOS Big Sur 11.5.1 をインストールします。
まず、Appleメニューをクリックし、「システム環境設定」というオプションを選択します。システム環境設定ウィンドウで、「ソフトウェア・アップデート」アイコンをクリックします。アップデートが見つかった場合は、メッセージが表示されます。アップデートをダウンロードしてインストールするには、「今すぐアップデート」または「今すぐアップグレード」オプションをクリックしてください。
画面の指示に従って更新プログラムのインストールを完了します。
Apple のセキュリティアップデートの詳細については、こちらの専用ページをご覧ください。