iPhone製造会社、鴻海精密工業（通称フォックスコン）は米国で複数の投資を計画していると、同社の郭台銘会長が金曜日ホワイトハウスを出る際に語った。
ロイター通信は、フォックスコンがまだ計画を確定させていないものの、米国に高額な工場を建設したり、その他の資本集約型プロジェクトに投資したりすることを容易に検討する可能性があると警告した。
「われわれはアメリカで数々の投資を計画している」と郭氏は本日記者団に語った。
同氏は、フォックスコンの今後の米国プロジェクトには、ハイテク投資だけでなく、資本と熟練労働集約型投資も含まれる可能性があると付け加えた。
同社は声明で次のように述べた。
当社は、米国への投資を大幅に増やす進行中の計画に関して、政府のさまざまなレベルの当局者と協議を行っていることを確認できます。
台湾に本社を置く同社は中国に大規模な製造施設を構え、iPhoneの組み立てを行っており、中国国内で約100万人を雇用している。
フォックスコンは、ドナルド・トランプ米大統領の「アメリカで製造」の呼びかけに応えて、以前から米国への投資を検討しており、その中にはiPhone向けOLEDパネルを量産する70億ドル超の高度に自動化された工場も含まれている。
しかしながら、フォックスコンはまだ計画を最終決定していない。
「まだ最終決定ではない」と郭氏は語り、数週間以内にメディアに数字を発表すると約束した。
出典：ロイター
