数週間前、この話題をEvernoteの非ニュース記事リストに追加しました。この話題がネット上で拡散するのを恐れ、今こそこの話題を明確化し、議論を深める絶好の機会だと考えました。Appleを日常的に支持する人が、正当に(あるいはそうでないにせよ)ファンボーイと呼ばれるには、どのような行動や態度を取らなければならないのでしょうか?
私たちのようなサイトのコメント欄をよく読んでいますが、Apple製品について書かれたコメント欄では、この言葉がまるで競技場のビーチボールのように飛び交っています。iPhone、iPad、その他のデバイスを最高だと称賛する理由や、その評価を示すだけで、たちまち「ファンボーイ」のレッテルを貼られてしまいます。この言葉が誰かに使われるのは、その人を「とんでもないバカ」(普通のバカよりずっとひどい)と呼ぶため以外にほとんどありません。
以前、iPhone以外の携帯電話はもう持てないだろうと書きました。この記事とはあまり関係のない理由もありますが、少なくとも他のApple製品との同期の容易さが、私のiPhoneへの愛着を裏付けていると言えるでしょう。これは循環論法であることは認めますが(つまり、Apple製品が他のApple製品と非常にスムーズに連携するので、Apple製品を使い続けるつもりだと言っているわけです)、これが私の経験です。
無知はファンボーイと並んでよく使われます。つまり、あるApple製品が特定の非Apple製品よりも優れていると考える人は、その製品の性能を知らないに違いない、というわけです。iPadはその好例です。iPadの支持者は、文書作成やFlashの実行に優れたネットブックよりもiPadに多くのお金を費やしているという理由で、しばしば批判されます。まるで、この情報が購入時に見落とされた大きな秘密であるかのように。
疑問なのは、もし明日Apple製品を全部売ってMicrosoft製品に完全移行すると決めたらどうなるかということです。その時、私はまるでビル・ゲイツの熱狂的なファンボーイのようになってしまうのでしょうか?不思議なことに、私はそうは思えません。Apple製品愛好家につけられる「ビル・ゲイツ」という言葉には、独特の力があります。もし私がスティーブ・ジョブズだったら、この言葉の特許取得に向けて全力を尽くすでしょう。誰かが利益を得るべきであり、それはAppleの名前を最も多く目にする人たちかもしれません。
では、この言葉はどこから来たのでしょうか?憎しみからでしょうか、それとも嫉妬からでしょうか?それとも、友人同士が善意から使う、ちょっとしたおどけて使う言葉なのでしょうか?Apple製品が最高なのは誰もが知っているので、あまり関係ないのかもしれません。