アップルとサムスンの長年の特許紛争は、サムスンが本日iPhoneメーカーに5億4800万ドルの和解金を支払うと発表したにもかかわらず、意味のある解決の兆しがないまま5年間も続いている。
特許ブログ「FOSS Patents」によると、Galaxyメーカーは12月14日までにAppleに支払いを行う予定であるにもかかわらず、税金として支払う必要のある全額、さらにそれ以上の金額の払い戻しを求める権利を与える抜け穴を発見したという。
FOSS Patents は、Samsung は現在「Apple からのオリジナル請求書を待っており、その支払いが韓国時間の週末までに届くかどうかを確認中」と書いている。
アップルがサムスンから実際に金を受け取った後、その5億ドル以上が永久にアップルの銀行口座に留まるとは限らない。
前述のように、サムスンは、「問題となっている特許を扱う米国特許商標庁での訴訟の結果、または最高裁判所に提出された上告審令状の請願の結果として、部分的判決が控訴審またはその他の理由で破棄、修正、無効、または取り消された場合」に、払い戻しを受ける権利があると考えている。
もちろん、アップルはサムスンの賠償請求権に異議を唱えている。
訴状では、2015年11月2日に行われた和解会議が「和解に至らなかった」と指摘されており、この終わりのない法廷闘争は、すべての法的措置が尽くされるまでさらに数年間続く可能性がある。
事態をさらに複雑にしているのは、USPTO が Apple の iPhone のデザイン特許の 1 つとピンチズームの発明を無効にしたことだ。しかし、Apple はその決定に対して控訴している。
Joy of Tech経由のコミック。
出典: FOSS特許