AppleのiOSにおけるオートコレクト機能は、長らく批判の対象となってきました。うまく機能する時は機能しますが、一貫性に欠けるという評判があります。単語のわずかなスペルミスに気づかないこともあれば、間違った候補を提示することもあります。さらに、オートコレクトが全く対応しない単語もいくつかあるようです。
デイリービーストは、この機能について低レベルの社内テストを数回実行し、明らかな罵り言葉に加えて、少なくとも 12 個の頻繁に使用される「ホットボタン」用語が意図的に無視されていることを発見しました。
まず、テスト方法を見てみましょう。
除外単語リストを作成するために、デスクトップOSに付属する内蔵辞書に含まれる単語を含む約25万語について、2種類のスペルミスを用意し、それぞれのスペルミスをiOSシミュレータ(工場出荷時のiPhoneの動作を模倣するコンピュータプログラム)に入力するiOSプログラムを作成しました。次に、ユーザーが修正候補のメニューから選択する動作をシミュレートする別のプログラムを作成し、その結果を記録しました。問題のある単語を約2万語に絞り込んだ後、さらに12種類のスペルミスの組み合わせをテストしました。14回中、正確な修正が見つからなかった単語は、禁止単語リストに追加されました。
それでは単語を見てみましょう。
以下の単語は iPhone または iPad で自動修正されません:
- 中絶
- アボート
- レイプ
- 弾丸
- 弾薬
- 酔った
- 酔っぱらい
- 誘拐する
- 喚起する
- 自殺
- 殺人
- 処女
これらの単語はすべて自動修正機能によって無視され、デイリー・ビーストが「Apple キル リスト」と呼ぶリストに載せられました。
これらの単語を自分の iPhone で試すことはできますが、自動修正機能はユーザーの行動から学習するため、これらの単語も自動修正の対象外となるかどうかは不明であることに留意してください。
では、これは一体何を意味するのでしょうか?おそらく何も意味しないでしょう。しかし、一部の人々は、これはAppleがユーザーに何ができて何ができないかを指示するもう一つの方法に過ぎないと考えています。
このすべてについてどう思いますか?
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