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アナリストによると、アップルは来週、自社株買い計画を300億ドル増額する予定

アナリストによると、アップルは来週、自社株買い計画を300億ドル増額する予定

ティム・クック(パロアルトでのiPhone 5s5c発表、CNET 001)

バーンスタイン・リサーチのアナリスト、トニ・サコナ氏によると、アップルは来週の決算発表で自社株買いを増やして株主にもっと現金を還元すると発表し、投資家に感銘を与えたい考えだ。

サコナ氏は、アップルが既に2015年末までに600億ドルの自社株買いを行うと発表している現在の自社株買い計画に、さらに300億ドルを追加すると考えている。 

「アップルは決算説明会で段階的な現金還元に関する決定を発表すると予想している」とサコナギ氏は水曜日の調査レポートで述べた。「多くの株主(特にバリュー株重視の株主)は、アップルが株主還元のための枠組みとコミットメントを示すことを期待していると考えている。例えば、継続的なフリーキャッシュフローの最低割合を株主に還元するといったことだ」

アップルは当初、2012年に発表した100億ドルのレベルから増額し、2013年4月に600億ドルの自社株買い計画を打ち出した。サコナギ氏は自身の調査で、アップルは自社株買い計画を迅速に進めており、すでに総額のうち450億ドルから500億ドルを買い戻していると推定している。

Appleは最近、株主還元額の増額を求める投資家からの強い圧力にさらされている。特に注目すべきは、物言う投資家のカール・アイカーン氏が、Appleに対し1500億ドル規模の自社株買いプログラムを開始するよう求めたことだ。2013年末時点で、Appleは約1590億ドルの現金および有価証券を保有していた。

「アップルが承認額を引き上げない場合、四半期あたり約20億ドルの自社株買いが実行されることになる。これは過去6四半期の平均である四半期あたり約80億ドルを大幅に上回る」とサコナ氏は述べた。「アップルが現在の自社株買い承認額に300億ドルを追加すれば、今後7四半期で四半期あたり約60億ドルの自社株買いが実行されることになる」

「当社は自社株買いを強く支持している」とアップルのティム・クックCEOは1月の同社の最新四半期決算電話会議で語った。 

Appleは4月23日に第2四半期決算を発表するが、サコナ氏はそこで自社株買いの増額も発表すると見ている。iDownloadBlogでは最新情報をお届けする。

[投資家ニュース]

Milawo
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