Mac、iPad、iPhone の Pages アプリで書式設定記号 ( Invisiblesと呼ばれる) を表示して、非表示の文字を視覚的に表現する方法を説明します。これは、ドキュメントのレイアウトの問題をトラブルシューティングするときに役立ちます。
Pages文書のレイアウトに問題がある場合は、非表示の文字を表示することで書式設定記号を確認するのに役立ちます。また、文書を作成する際に、これらの記号を表示させたいと考える人もいます。これらの記号には、Return、Tab、Spaceキーを押すときや、ページ、段、セクションの改ページに使用する記号などが含まれます。
Pagesの書式設定記号はデフォルトで非表示になっています。そのため、正式名称は「Invisibles(非表示)」です。しかし、MacのPagesでは簡単に表示でき、iPhoneやiPadのPagesでも一時的に表示できます。ここではその方法をご紹介します。
Macで非表示項目を表示する
MacのPagesで書類を開き、メニューバーから「表示」>「不可視要素を表示」をクリックします。すると、現在の書類に書式設定記号がすぐに表示されます。
同じアクションを使用して、再度「Invisibles」を非表示にすることもできます。
Mac版PagesのInvisiblesの便利な機能の一つは、色を変更できることです。これは、多くの色を使ったチラシやパンフレットを作成するときに便利です。Invisiblesには、目立つ色を選ぶことができます。
- 上部のメニューバーから「Pages」 > 「設定」または「環境設定」をクリックして、Pages の設定を開きます。
- 「全般」タブが選択されていることを確認してください。
- 「Invisibles」の横にあるボタンをクリックして色を変更します。
iPhoneとiPadで非表示項目を表示する
ご存知の通り、PagesはiPhoneとiPadではMacと動作が少し異なります。macOSにはiOSにはない機能があるかもしれませんが、Invisiblesも同様です。そのため、書式設定記号を表示するための簡単なスイッチはありませんが、方法はあります。
Pages文書でテキストを選択すると、書式設定記号が自動的に表示されます。テキストを2回タップするとショートカットメニューが表示されます。「選択」で単語を選択し、残りの単語をドラッグで選択できます。または、 「すべて選択」を選択すると、文書全体の非表示記号が表示されます。
Mac と同様に、改ページ、Return、アンカー ポイントなどの記号が表示されます。
このヒントが、Pages文書の書式設定で困った時にお役に立てば幸いです。書式設定記号を表示することで、問題の原因となっている見えない記号を見つけることができます。
Mac または iOS で Pages を操作する際のヒントはありますか?ぜひ以下のコメント欄にご意見をお寄せください。
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