Appleのエコシステムは成長を続けており、ポッドキャストは当然の道筋です。2019年には単なる噂として始まりましたが、現在Appleはこの構想を前進させており、もちろんオプラ・ウィンフリーも関わっています。
ハリウッド・レポーター紙が本日報じたように 、Appleはオプラ・ウィンフリーを起用した全く新しいポッドキャスト番組を開始しました。ウィンフリーが長年、新刊書籍のプロモーションに注力してきたことを活かした番組「Oprah's Book Club」です。しかし、過去の番組とは異なり、このポッドキャストはイザベル・ウィルカーソン著『 Caste: The Origins of Our Discontents』という一冊の本に特化しています。この本は8月初旬に初版が出版され、その後高い評価を得、 ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストにもランクインしました。
この本は「アメリカを形作ってきた、隠された人間社会の階層構造を描き出す」もので、ウィンフリーはゲストと共に、本書で詳述されている「カーストの8つの柱」について議論します。ポッドキャストは毎週火曜日と木曜日に2話ずつ配信されます。全8話のミニシリーズです。
最初の予告編と最初のエピソードが現在公開されています。
ウィンフリーはすでに別の方法でウィルカーソンにインタビューを行っており、Apple Musicで配信されています。そして、ウィンフリーのこの新たな試みは、Appleがオリジナルコンテンツの多様化を図るための新たな要素となります。この最新のポッドキャストで、ウィンフリーとAppleはApple Books、Apple Music、Apple TV+をまたぐプロジェクトで協力しています。Apple Newsには厳選されたニュース記事も掲載されています。今後、ウィンフリーとAppleの活動がさらに活発化することが期待されます。
Appleのオリジナルポッドキャストはこれで最後ではありません。Appleは、それ自体が絶大な人気を誇るポッドキャストを、Apple TV+シリーズのプロモーションにも活用しています。例えば、アンソロジーシリーズ「 リトル・アメリカ」をテーマにした専用ポッドキャストが現在制作中で、近い将来に配信開始される予定です。
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