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アップルの社長、インドでマップ開発センターとiOSアクセラレータープログラムを発表

アップルの社長、インドでマップ開発センターとiOSアクセラレータープログラムを発表

ティム・クックの上腕二頭筋

アップルのティム・クックCEOは昨日、中国当局者と会談し、地元の配車サービスDidi Chuxingの10億ドルでの買収を推進するため中国を訪問したが、本日インドを訪問し、ナレンドラ・モディ首相と会談する予定だ。

ブルームバーグが本日報じたところによると、同氏はまた、iOS開発者向けのアクセラレータープログラムとともに、同国にアップルマップの開発センターを発表する予定だという。

ガートナー・インドのリサーチディレクター、ヴィシャル・トリパシ氏は「クック氏が何らかのアジェンダを持って来るのは間違いない」と語った。

「そのリストの上位には、インドでのアップルストアの開設許可、インド国内での再生携帯電話の輸入販売という既に完了している手続きの再開、そして組み立てと製造をインド国内に持ち込むことでアップルにどのようなメリットがあるのか​​を探ることなどがある。」

インドはアップルにとってますます重要な市場になりつつあるが、同社は現在インドで自社ブランドストアを運営していない。

12億5000万人の市場における小売展開に関しては、同社は現在、地元の再販業者のネットワークを通じて製品を販売しているが、デリー、バンガロール、ムンバイの繁華街に1万平方フィートを超える大規模な自社直営店をオープンすることも視野に入れており、2017年末までにオープンする予定である。

残念ながら、クパチーノ市が中古iPhoneをインドに輸入して販売する計画は、サムスンやインテックス、マイクロマックスなどの現地携帯電話メーカーからの環境問題に関する苦情を受けて政府によって却下された。

カウンターポイント・リサーチによると、インドでは今後5年間でスマートフォンの販売台数が10億台を超えると予想されています。米国をはじめとする世界各国でiPhoneの販売が減速しているにもかかわらず、インドは唯一この傾向に反転し、1月四半期のiPhone販売台数は56%増加しました。

クック氏はアップルの最新の決算説明会で、「そこで見られ始めている結果に勇気づけられており、さらに多くの成果が得られると信じている」と述べた。

「その観点から、インドはおそらく7~10年前の中国と同じ状況にあると私は見ています。そして、そこには本当に大きなチャンスがあると思います。」

写真: カリフォルニア州クパチーノのアップル本社にいるティム・クック。

出典:ブルームバーグ

Milawo
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