15インチ画面のHomePodのライバル製品が登場予定であることに加え、Facebookの秘密のハードウェア研究所「Building 8」では、まるで人々が同じ部屋にいるかのように見せる家庭用の専用ビデオチャットデバイスも開発中であると、ブルームバーグの情報筋がマーク・ガーマン記者とサラ・フライヤー記者に語ったところによると伝えられている。
未発表の製品について話すため匿名を条件とした事情に詳しい関係者は、今後発売されるこのガジェットはまったく新しい製品カテゴリーを代表するものだと語った。
早ければ来春の F8 開発者会議で発表される可能性があります。
このデバイスには「ノートパソコンサイズのタッチスクリーン」と、AI搭載の広角カメラレンズに基づくスマートカメラ技術、マイク、スピーカーが搭載され、遠く離れた人々が同じ部屋にいるかのように感じられるようになると考えられています。
カメラは室内にいる人物を認識し、ロックオンすることができます。360度カメラを搭載したバージョンもテスト中ですが、最初の発売には間に合いません。
以下は記事からの抜粋です。
関係者によると、テスト中の端末には、対角13~15インチの大型タッチスクリーンを支える薄型の縦型スタンドが搭載されている。関係者によると、Facebookは独自のコアOSを開発するのではなく、Android OSのバージョンを自社端末で動作させることを検討しているという。
まだ試作段階ではあるが、このデバイスはすでに人々の家庭でテストされている。
Facebook のハードウェアに対する野望は、2014 年 3 月に 20 億ドルと報じられた金額で買収した Oculus 仮想現実ヘッドセットに限られていたが、それが変わりつつある。
記事によると、Building 8 ラボは同社が独自のハードウェアを開発し、ニュースフィード、Facebook Live、ビデオ通話などのエコシステムに消費者を固定しておくために昨年設立されたという。
この実験ラボにはハードウェア業界のベテランが勤務し、元Google幹部でDARPA長官のレジーナ・デュガン氏が率いており、同氏はその目標は「ソーシャルを第一に考えた、新しいカテゴリーを定義する消費者向け製品を開発し、出荷すること」だと述べている。
「テクノロジーが役に立つと楽観視しています。新しいハードウェアプラットフォームが誤った選択を少しずつ減らしてくれると」と彼女は4月に語った。「もし失敗すれば、大変なことになるでしょう。」
報道によると、ザッカーバーグ氏とその仲間は、ワイヤレススピーカーとビデオチャットデバイスの両方を動かすSiri風のアシスタントを開発するために、Appleのエンジニアを引き抜いているという。