iOSの開発責任者であるスコット・フォレストール氏が、新しいiOSデバイスソフトウェアのアップデートを次々と発表する中、新機能が続々と追加されています。新しい通知システムやその他の刷新が予定されていることは周知の事実でしたが、iOSメールアプリについてはあまり語られていませんでした。
iOSのメールアプリの以前のバージョンに特に問題はなかったのですが、いくつか改善点がありました。Appleは「Rich Text for Mail」のような脱獄ツールの存在を察知したのでしょう。iOS 5にRich Text for Mailをはじめとする機能が追加されたのですから…。
新しいiOSの刷新されたメールアプリでは、テキストを太字、斜体、下線付きにすることで、メールにちょっとした個性を加えることができます 。また、段落のインデントやメッセージのフラグ設定も可能になりました。
iOS 5にはシステム辞書が組み込まれており、メールアプリからアクセスできます。単語の意味がわからない場合や、正しく使っているか確認したい場合は、通常通り長押しして選択してください。すぐに意味が表示されます。
Appleは企業ユーザーも忘れていません。さらなるセキュリティを求めるユーザーのために、iOSのメールアプリは暗号化メールに対応しました。誰かが暗号化メールを送信してきた場合、そのメールを暗号化するには相手の証明書が必要です。
iOS 5でリッチテキストフォーマットなどの機能がネイティブ化されるのは喜ばしいことですが、これは脱獄コミュニティの力を改めて証明しているようにも思えます。結局のところ、BackgrounderやCycorderといったアプリは、Appleが実装する前からマルチタスクや動画録画を可能にしていたのです。
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