プレゼンテーション中に伝えたい内容を覚えたり、重要な点を強調したりできるように、Mac、iPad、iPhone の Apple Keynote アプリでプレゼンターノートを作成し、使用する方法を学習します。
Keynoteでスライドショーをプレゼンテーションする際は、おそらくプレゼンターが話すことになるでしょう。各スライドについて説明したり、聴衆が見ている内容を詳しく説明したりしたい場合もあるでしょう。そんな時にKeynoteのプレゼンターノートが役立ちます。
紙にメモを書いたり、インデックスカードを使ったりする必要はありません。しかも、聴衆にはこれらのメモは見えません。macOSとiOSの両方でKeynoteのプレゼンターノート機能を使えば、これが可能になります。使い方は以下のとおりです。
1) Keynoteでプレゼンテーションを開くか、新規作成し、メニューバーから「表示」をクリックし、 「プレゼンターノートを表示」を選択します。Shift + Command + Pのキーボードショートカットを押すことでも、プレゼンターノートの表示/非表示を切り替えることができます。
2) Keynoteウィンドウの下部に大きな白いボックスが表示されます。ボックス内をクリックしてノートを作成します。
プレゼンターノートをカスタマイズする
Mac でのプレゼンターノートの表示方法をカスタマイズできます。これにより、箇条書きを作成したり、テキストを強調したり、プレゼンテーションを読みやすく表示したりすることが簡単になります。
プレゼンターノートボックス内をクリックすると、サイドバーに書式設定オプションが表示されます。サイドバーが閉じている場合は、右上の「書式」 ボタンをクリックして開きます。
Macでプレゼンターノートを使用する
プレゼンテーション中にMacを外部ディスプレイに接続すれば、Macの画面にプレゼンターノートを表示できます。これらのノートは接続されたディスプレイには表示されないため、聴衆には見えません。
1)プレゼンテーションを再生し、右上にある[プレゼンター ツール] ボタンをクリックします。
2)プレゼンターノートを選択します。
メインのプレゼンテーションにはまったく影響がなく、画面がすぐに変わってメモが表示されます。
Macがディスプレイに接続されていない場合でも、プレゼンターノートを確認して問題がないか確認できます。確認するには、上部のメニューバーから「再生」 > 「スライドショーのリハーサル」をクリックします。次に、 「プレゼンターツール」ボタンをクリックし、「プレゼンターノート」を選択します。
iPhoneまたはiPadの場合
1) Keynote iOS アプリを開き、プレゼンテーションを選択するか、新しいプレゼンテーションを作成します。
2)右上の3点メニュー ボタンをタップし、 「表示オプション」 > 「プレゼンターノートを表示」を選択します。iPadをお使いの場合は、左上のサイドバーアイコンをタップし、「プレゼンターノートを表示」を選択します。
Mac と同様に、Keynote 画面の下部にメモを入力するための白いボックスが表示されます。
上記と同じ手順に従って、プレゼンターノートを非表示にすることができます。
iPhoneでプレゼンターノートを使用する
iPhoneをKeynoteプレゼンテーションのリモコンとして使用する場合は、デバイスでプレゼンターノートを有効にすることができます。プレゼンテーションが始まったら、上部のプレゼンターレイアウトボタンをタップします。ノートを表示したいスライドに応じて、「現在のスライドとノート」または「次のスライドとノート」を選択できます。その後、スライドショーの残りの部分で、デバイスにノートが表示されます。
Keynoteのプレゼンターノート機能を活用して、スライドショー中に忘れ物をすることなく、プレゼンテーションをスムーズに進めましょう。プレゼンテーション中にKeynoteで他に便利な機能があれば、ぜひ教えてください!
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