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iPhoneのプロセッササプライヤーTSMCがアメリカでチップを製造する可能性を示唆

iPhoneのプロセッササプライヤーTSMCがアメリカでチップを製造する可能性を示唆

今朝お伝えしたように、iPhoneメーカーのフォックスコンとその日本子会社であるシャープは、米国に80億ドル規模の液晶パネル生産工場を建設することを検討しています。別の報道によると、半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)も、トランプ次期米大統領が提案する企業優遇措置の活用に関心を示しています。

念のため言っておくと、TSMCは現在、最新のiOSデバイス向けにApple設計のシリコンを大量生産しており、将来の携帯電話やiPad向けの次世代A11チップを製造する有利な契約も獲得したと言われている。

TSMCのモリス・チャン会長は、ドナルド・トランプ次期大統領が計画するアウトソーシング製造の国内回帰の一環として、米国にウエハー工場を建設する可能性を「排除していない」と述べた。しかし、米国での半導体製造は「必ずしも良いことではないかもしれない」と、同会長は昨日の投資家との電話会議で述べた。

TSMCは電話会議で、2016年のウエハー売上高のうち、北米の顧客からの売上高が65%を占めたと述べた。チャン氏は、同社は米国売上高の割合が「2017年も60%以上を維持する」と予想していると述べた。

一方、iPhone製造会社フォックスコンは本日、日本の子会社シャープとソフトバンクの投資ファンドとの提携により米国に液晶ディスプレイ製造工場を建設する選択肢を検討していることを明らかにした。

出典:DigiTimes

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