Google会長のエリック・シュミット氏は、先週大々的に発表されたiPhone 6とiPhone 6 Plusについて、予想通り肯定的な発言はしなかった。物腰柔らかなシュミット氏は、ブルームバーグのインタビューで、新型iPhoneを求めて人々が行列を作っている様子についてどう思うかと問われると、大胆な返答を見せた。
「私の考えを述べましょう。サムスンは1年前にこれらの製品を発売していました」とシュミット氏は主張し、ファブレット市場をリードする地位に就いた5.6インチのGalaxy Noteに言及した。4.7インチのiPhone 6と5.5インチのPlusは、サムスンの大画面デバイスの直接的な競合製品である。ウォルト・モスバーグ氏を含む多くのレビュアーは、iPhone 6を市場で最高のスマートフォンと評している。
シュミット氏はAppleについて完全に否定的な発言はせず、競争は良いことだと述べた。「実際、AndroidとiOSをめぐるAppleとGoogleの激しい競争は、世界中の消費者に計り知れない利益をもたらしていると言えるでしょう。AppleとGoogleの双方におけるイノベーション、つまりコンピュータ業界を決定づける戦いとも言えるこの競争を見れば、何十億人もの人々に恩恵をもたらしていると言えるでしょう。」
下記のインタビュー全編は興味深い内容です。シュミット氏は現在、著書『 How Google Works』のプロモーションツアー中です。
「競争相手が増えるのは常に良いことですが、信じてください、AppleとGoogleの間では、非常に熾烈な競争が繰り広げられています。」
