人気ビデオゲーム販売店のGameStopは、事業の多角化に向けて重要な動きを見せています。昨日行われた投資家向けプレゼンテーション「Beyond the Game」の中で、同社の最高財務責任者（CFO）であるロブ・ロイド氏は、今年中に最大1億4000万ドルを投資し、Spring MobileとSimply Macの新店舗を建設する計画だと述べました。
ゲームストップは昨年、衰退しつつある中古ビデオゲーム市場以外への事業拡大を目指し、これら2つの小規模チェーンを買収しました。スプリング・モバイルはAT&T製品のサードパーティ販売店であり、シンプリー・マックはApple Storeが実際には出店するには狭すぎる地域に店舗を構えるApple製品の正規販売店です。
以下はStar Telegramからの追加情報です（MacRumors経由）。
同氏はラスコリナスのオムニ・マンダレー・ホテルで約60人の投資アナリストに対し、スプリング・モバイル・チェーンにAT&Tの店舗200～250店と、AT&Tのプリペイド電話サービスを販売するクリケットの店舗100～150店を追加したいと語った。
CEOのポール・レインズ氏が「変革」と名付けたこの取り組みは、ゲームストップの成長を維持し、店舗運営と中古デバイスの売買における専門知識を活用することを目的としています。レインズ氏は、ゲームストップを「お気に入りのテクノロジーを手頃な価格でシンプルに提供する専門小売業者のグループ」にしたいと構想していると述べました。
ゲームストップは携帯電話とアップル製品市場への進出に伴い、今年中に6,400店舗のうち約130店舗を閉鎖し、ビデオゲーム事業を縮小する計画です。ビデオゲームは引き続き同社の主力事業となりますが、2つの新店舗は2016年までに最大10億ドルの売上高を生み出すと見込んでいます。
