アップルのティム・クック最高経営責任者（CEO）は昨夜、カリフォルニア州ラグナビーチで行われたウォール・ストリート・ジャーナルのWSJ.Dライブ会議で、来週月曜日に新型アップルTVの予約販売を開始することや、アップルミュージックの有料会員数が現在650万人であることを明らかにするなど、さまざまな話題について語った。
クック氏はApple Watchの売上については「競合他社に情報を提供したくない」と語り、沈黙を守ったが、将来的にAppleのウェアラブルプラットフォームにさらなる健康関連機能が搭載されることを示唆した。
「このスマートウォッチの健康機能については、今後長い製品ロードマップが待っています」とクック氏は述べた。また、多くの人がこの製品の健康とフィットネス機能を評価してくれているようだと付け加えた。
「それは私にとっては確かに真実です」と彼は説明した。
CEOは、競争上の理由からApple Watchの売上を公表しないと主張している。「数字は発表しません。これは競争上の情報です」と彼は述べた。
「競争相手を助けたくない」とクック氏は語り、アップルは「第1四半期に大量に出荷したが、前四半期にはさらに多く出荷した」と付け加えた。
クック氏は、2015年4月の発売以降、Apple Watchの売上が加速していると示唆したが、これは新たな販売拠点や販売対象国が定期的に追加されていることが一因であると考えられる。
「今四半期はさらに出荷が増えると予想しています」と彼は述べた。なぜこのデバイスが不可欠ではないのかと問われると、クック氏は「一度試してみる価値はある」と答え、このスマートウォッチの顧客満足度は「桁外れに高い」と改めて強調した。
同幹部は、iPhoneに接続しなくてもよいApple Watchの可能性についての質問に答え、「それは言いたくない」と答えた。
以下はクック氏のアップルの文化に関する考えだ。
別途お伝えしたように、クックCEOは新型Apple TVの予約販売が来週10月26日（月）に開始され、最初の出荷は来週末に到着することを確認しました。また、Apple Musicは3ヶ月の無料トライアル期間終了後、650万人のユーザーに有料会員登録を促したことも分かりました。
出典：ウォール・ストリート・ジャーナル
