HTCの最新フラッグシップスマートフォン「HTC 10」は、AppleのAirPlayを標準搭載しています。台湾の携帯電話メーカーHTCがスマートフォン製造開始10周年を記念し、今朝発表された新型「HTC 10」は、Appleのワイヤレスメディアストリーミング技術をネイティブサポートする世界初のAndroidデバイスです。
新しい携帯電話の所有者は、画面上のどこでも 3 本の指で上にスワイプして HTC の Connect オーバーレイを表示し、写真、音楽、ビデオのストリーミング先として AirPlay を選択できるようになります。
Android デバイスは以前からサードパーティ製アプリで AirPlay をサポートしてきましたが、HTC の AirPlay サポートの高度な統合により、デバイスの所有者は専用アプリを使わずに Apple TV を通じて大画面テレビにメディアをストリーミングできるようになりました。
ちなみに、HTCによると、数字の10は「完璧」「全体性」「力」「自由」を意味します。HTCのスマートフォンおよびコネクテッドデバイス事業担当プレジデントのChialin Chang氏が、このデバイスの特徴について語っています。
HTCの新デバイスは、面取りされたエッジ、前面カメラと背面カメラの両方に搭載された光学式手ぶれ補正機能、パーソナルオーディオプロファイル、急速充電技術などの機能を備えています。5.2インチディスプレイと3,000mAhのバッテリーを搭載し、USB-Cポートを備え、QualcommのSnapdragon 820プロセッサと4GBのRAMを搭載しています。
HTC 10は本日HTC.comにて予約受付を開始しました。契約不要のこの端末の価格は699ドルからで、来月には出荷開始予定です。このスマートフォンの詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。
出典: HTC